2023/02/14 18:13

訳のわからないタイトルで始まってしまいました。


40~50年ほど前の高度経済成長の時代には日本の人口はぐっと伸びて
それまで以上の量の食料が必要になりました。
そこで安定的かつ多収量、そして早く生育してもらうために化成肥料というものが多く使われるようになりました。

旦那さんは平日にサラリーマンをしながら、土日だけ農業をする兼業農家がとても多かったようです。
ちなみにフォームナチュレ代表の父親も兼業農家でした。

しかし土日だけ農業をするというと聞こえはいいですが
とても広い面積を回せるものではありません。

雑草の成長は野菜よりも早くとても手に負えません。
ある程度大きくなった野菜の支柱を立てたり
トマトの脇芽を摘んだり
根菜の間引きをしたり
毎日やることはたくさん出てきます。

さて、どうするか。

そこで活躍されたのが
旦那さんの奥様です。

旦那さんが平日仕事に出ている中でも
毎日毎日畑を守ったのは奥様達なのです。
朝から晩まで
手作業で中腰で畑作業をこなす奥様達。
一日が終わっても作業が追い付かないのが当たり前だったようです。
とても雑草の処理までできる余裕はありませんでした。

土日に機械を使い畑作業をする旦那さん
月から日まで手作業で畑仕事をする奥様

なので奥様の腰は曲がっていきました。
日光に浴びっぱなしなので自然と皺が増えていきます。
畑仕事が終わっても家事を休むわけにはいきません。
やることだらけです。

昔の農家さんは奥様の方が老けて見えます。
旦那さんは年相応に見えます。

長くなりましたが、
日本の農業は女性(奥様)の力なしには語れないのです。

憶測ですが
やりたくてやっていたわけではないのではないでしょうか。
昔の時代です、嫁いだ先が農家だったからやらざるを得なかった。
選択肢はなかったのかもしれません。
いろいろとぐっとこらえることが多かったのかもしれません。

感謝を忘れずにいたいと思います。